top of page

英文エッセイの "K.I.S.S." とは?

私が大学生の時の話です。

英語辞書や英文法書を一生懸命に調べて、頑張って書き上げた英語のレポート。

それをネイティブスピーカーの先生に添削してもらっていたら、


先生「君のエッセイには、"K.I.S.S." が足りないよ!」


私「え、KISSですか!?」


と思わずこんなのを想像してしまいましたが…

違うんですね〜。



■ 英文エッセイにおける”KISS”とは?


英文エッセイにおける”KISS”とは、


K.I.S.S. = Keep It Simple, Stupid

「わかりやすく、単純に!」


という意味なのです。


その時の私のエッセイは説明が長かったり、回りくどかったりで、要点を得ない書き方をしていたのだと思います。

先生にはよく、私のエッセイは "Wordy" (回りくどい) や "Redundant"(長ったらしい)と言われていました。


その時の先生に教えてもらったのは、

「英文エッセイは言いたいことを書くものではなく、自分の考えを人に伝えるためのものだ」

ということ。


つまり、

人に伝わるように、考えを分かってもらうように配慮して書く。

簡潔に、分かりやすく書く。

論を複雑に盛り込みすぎない。

「わかりやすく、単純に!」= K.I.S.S.!


自分のエッセイを誰かに読んでもらうと想定して、それを初めて目にする人が、まったく知識のない状態でそれを読んだとしても、その内容がしっかりと伝わるように、分かりやすく、丁寧に、かつ簡潔に述べる必要があるのですね。


そのやり方をK.I.S.S.と言って、エッセイの書き方を学び始める中学生や高校生も、こちらではこの言葉を知っているようです。


皆さんもK.I.S.S.を意識してエッセイを書いてみてくださいね。


​最近の記事
bottom of page