top of page

【代表・インタビュー記事】EBLSの事業や社名に込められた意味など

キャリアに繋がるカナダ留学をテーマに事業展開をされている留学エージェント、MYNDS様より、EBLS代表のKaoruが取材の機会をいただきました。EBLSの事業や社名に込められた意味などを語らせていただきました。



  • MYNDS様による、オリジナルのインタビュー記事は、こちら



▷ 目次



 

 



▪️ EBLS -日本人のための英語学校について



ー学校やプログラムの特徴について教えてください。


EBLSの正式名称は、「Enrichment Bilingual Language Services」です。”Enrichment”は英語で「豊かにする」を意味します。2016年の設立以来、「英語学習を通じて日本人の生徒様たちの人生をより豊かにすること」をミッションに掲げてきました。当校の特徴的な教育アプローチは、「日本語を用いて英語指導を行う」という方法です。英語漬け(英語オンリー)の学習方法が最適だと囁かれた時代もありましたが、多くの研究では、母国語を活用することで、より深い理解が可能となり、言語的な学習が効果的に進むだけでなく、認知力・思考力・論理力の向上にも寄与するとされています。よって、私たちは、この日本語を英語教育に組み込むアプローチを通じて、生徒さんの英語力を一段上のレベルに引き上げることに力を注いでいます。もちろん、これは非常に挑戦的な取り組みですので、当校のレッスンはすべて英語教授経験が豊富なバイリンガル講師たちが担当しています。



ーどのような方々がEBLSを利用していますか?


「日本人のための英語学校」という名前の通り、当校は主に、日本人の生徒様を対象にした学校です。生徒様のニーズやご要望は多岐に渡りますが、大まかに分けると、現地の生活に馴染むために英会話を学びたい方、現地で仕事や任務を遂行するためにビジネス英語を学びたい方、そして、TOEIC・IELTS・CELPIPなどの英語試験に備えて学びたい方が多く受講されています。



ー具体的な実績について教えてください。


生徒様のニーズや英語のレベルは多岐にわたるため、「これが実績です」と眼に見える形で提示できるものはあまりないのですが、これまで2,000人以上の生徒さんの状況に合わせて学習目標を設定し、その多くの方の目標達成を実現してきた、というのが私たちの実績です。分かりやすい成果で言えば、TOEICで◯◯点を取得した方や、PR(カナダ永住権)申請に必要な英語スコアを取得したという方の例が挙げられると思いますが、これはほんの一例に過ぎません。英語力の多くは単純に数値で評価されるものではないため、生徒さんに応じて中長期的な学習プランを立て、言語カウンセラーと講師が協働して、生徒さんが望む目標に向かって進むサポートを大切にしています。



ー英語学習に関する書籍や情報は多く、自分で頑張ろうと思えば自主学習も可能だと思います。そんな中でも、なぜ英語学校での学習が必要とされているのでしょうか。


近年、英語学習に関する情報は潤沢にあり、自主学習ももちろん可能です。現代ではテクノロジーやAI技術の進展により、英語の自主学習はさらに容易になりました。しかし、いつの時代においても、「先生」や「師」と呼ばれる人たちがいなくならないのはなぜだと思いますか?それは、いつの世も、学ぶ者が自分の限界を自覚し、その状況を打破する手助けをしてくれる指導者を求めるからだと思います。自分の英語力をアップさせたいと願う方は、英語学習への意欲を持っています。ぜひ、自身に適した「師」を見つけ、スキルを磨くことをお勧めします。



ー多くの語学学校やプログラムが存在していますが、中でもEBLSを選ぶメリットは何でしょうか?


私たちの指導方針は、以下の2つのグループの方に、大きな学習の恩恵を提供できると考えています。

まず、初級レベルの生徒様です。まだ英語が初歩的で、英語で内容を理解することや会話が難しい方にとって、いきなりネイティブスピーカーの先生から学ぶというのは得策ではありません。こうした生徒様には、一定の英語力が養われるまで、日本語を使った指導で、英語学習を推進します。大人になると、臨界期(Critical Period)と呼ばれる、言語を自然に習得できる最適な時期は過ぎてしまうため、聞くだけで英語を自然に習得するのは難しいとされています。私たちは、日本語を活用した学習を通じて、英語が一定の理解度に達するお手伝いをすることが可能です。

もう一つのグループは、現在の英語レベルから抜け出したいと考えている生徒様です。先述の通り、母語(日本語)を活かした指導を行うことで、英語の言語的な側面だけでなく、認知力・思考力・論理力の向上にも寄与するとされています。そのため、今の英語力に頭打ちを感じている生徒様や、IELTSやTOEICなどの英語試験で同じ得点を繰り返し取ってしまう状態が続いている方、また同じ単語での言い回しや、同じ思考パターンになってしまう方には、私たちの指導を受けることで、現状を打破できる可能性があります。



ー英語教育の専門家として心掛けていること・大切にしていることは何ですか?


簡潔に、次の4つです。生徒さんの現状の英語力を正確に把握すること。生徒さんの学習の背景にある動機(モチベーション)を理解すること。個別の学習スタイルに対応できるように、生徒さんの学習習慣や生活スタイルを可能な範囲で把握し、理解すること。良好なコニュニケーションを通して、信頼関係(ラポート)の構築に励むこと。





▪️ カナダへ、そして英語教育の道へ




EBLS代表・二階堂のバックグラウンド

トロント大学教育大学院(OISE)教育修士課程(第二言語教育専攻)修了。トロント教育委員会(TDSB)の高校教員(日本語科)。

日本の大学を卒業後、トロント大学教育大学院(OISE)に留学し、第二言語習得法(SLA)に関する知識や理論を学ぶ。卒業後はトロントのESLスクールで英語講師として5年間勤務。並行して、日本の在外教育施設(補習授業校)にて、高等部の国語科教員として10年間勤務し、教育現場での経験を積む。

2016年に本校EBLSを設立。自身の英語学習経験と、実際の教育現場で得た経験、そして、第二言語習得法に基づく理論や指導法を融合させながら、生徒様の目標実現に向けたサポートに取り組む。


ーカナダに渡ったきっかけは何ですか?


もともと大学院から留学して自分の視野を広げたいという思いがありましたが、カナダを留学先に選んだ理由は、カナダは英仏2ヶ国語を公用語とし、バイリンガル教育において多大な研究成果がある国だからです。また、多言語・多文化主義を重視する国であるということにも大きな魅力でした。カナダでは異なる文化や言語バックグラウンドを持つ人々が共に学ぶ、文化的・社会的な環境が整っており、私の教育へのアプローチに新たな視点をもたらしてくれることを期待して渡加しました。



ー英語教育への道を選んだのはなぜですか?


日本の大学で外国人留学生や帰国子女と交流する中で、こうした人々が子供の時に受けた影響や文化的背景、教育環境などが、その人の人格形成や文化的アイデンティティの形成に大きな影響を与えていることを認識しました。この経験から、教育と言語・文化の関わりに興味を抱き、その結果、英語教師という仕事に辿り着きました。



ーカナダの魅力はどんなところでしょうか?


異なる文化・社会・宗教的背景を持つ人々が共存し、お互いの違いを認めつつも、尊重する姿勢を持っている点が魅力だと思います。特に、LGBTQの人々への権利保護を含むジェンダーの権利において、性差による差別を撤廃しようとする取り組みが素晴らしいと思います。カナダでの私は、『女性』という枠に縛られることなく、むしろ『一人の人間』として社会的な活動ができていると感じています。





▪️ メッセージ



ー留学・移民を検討している方、留学中の方へのアドバイスやメッセージをお願いします。


哲学者ゲーテの有名な言葉に、「外国語を知らない人は、自国語も本当には知らない」という言葉があります。これは、外部からの刺激を受け、異なる視点を持つことなしに、自分自身を客観的に理解することは難しい、という意味合いが込められていると思います。技術の進化により、日本にいても英語は学べる時代となりましたが、それでは言語の習得という一側面にとどまります。実際に日本を離れ、外部からの視点で日本を見つめることで、新しい視点を手に入れ、視野を広げることができます。新たな文化や環境から学ぶことで、自分自身の成長や、日本の新たな側面の発見が期待できます。留学・移民を通して新しい価値観や経験を得て、自らの可能性を広げていってください。





EBLS -Enrichment Bilingual Language Services

代表、教育コンサルタント 二階堂 香瑠

Email: info@ebls.ca

LINE ID: @290rmcwt

Web: https://www.ebls.ca/



MYNDS - トロント発キャリアにつながるカナダ留学情報 LINE ID: @mynds Web: https://mynds-canada.com/




​最近の記事
bottom of page